皆さんこんにちは。早速だが今回は国際交流ボランティア会の会長である濱邉千加さんにお話を伺った。さて、これをお読みの方の中には”国際交流ボランティア会”ってなんだ?と思っている方も多いだろう。その多くは以下の文章で語られているわけだが、簡潔に言えば留学生に関する団体である。さぁそれでは、留学生に興味のある方も無い方もとりあえず読んでみていただきたい。
〔始〕
■国際交流ボランティア会へのインタビューは今回が初めてということなんですが、どんなことをしている組織なんですか?
大分大学に短期で来ている留学生にはチューターっていう、お世話係の日本人学生が付くんですよ。国際交流ボランティア会はそのチューターの総まとめというか統括をしていて、イベントの企画とかもしていく、とにかく留学生に関する団体です。
■ボランティア会の中にはチューターをされている方も多いようですが、チューターってどんなことをしているんですか?
チューターは週一回担当の留学生に会って、留学生の困ったことを手伝ってあげるんです。例えば日本語の宿題でわからないところとかがあれば、教えてあげるし、もちろん私生活でこまったことがあれば助けてあげたりしています。そうやって留学生と活動したことを、レポートにして学校に報告するのもチューターのお仕事です。月に一回留学生の担当の先生と面談をするんですけど、そのときにレポートを渡して先生に活動内容を報告するんです。
■僕の友達にもチューターがいるんですけど、その人は留学生と一緒に遊びに行ったり料理を作ったりしているんです。そういうのもチューターのお仕事なんですか?
さっき言った活動はあくまで最低限なもので、留学生と日本人の友達のように接しているチューターも多いんですよ。だからチューターにもよると思うんですけど、一緒に料理を作ったり、おしゃべりしたり、遊びに行ったりしているチューターは多いんじゃないですか(笑)
■12月16日(日)にはボランティア会主催のイベントがあったようですが、どのようなイベントだったのか教えてください。
はい。え~っと、この前の日曜日にあったイベントは大分大学の”活き活きプロジェクト”にのっとった活動で、「世界のダイニング」と題して活動いました。各国料理教室って言って、留学生が出身国の料理を教えるプログラムを中心に据えてみました。中国、韓国、台湾、タイ、マレーシア、そして日本の料理を教えて作って、試食したんです。地域のおじちゃん、おばちゃんや子供たちと留学生が触れ合う場として企画したわけです。あとは留学生に日本の文化に触れてもらうために、餅つきとお茶会なんかもしました。子どももいっぱいきてくれて、その子達が遊べるように、竹とんぼとか昔ながらの遊び道具を用意していたんですけど、留学生や一般の学生も一緒になって遊んでましたね(笑)
■そのイベントの見所というか、千加さん自身が一番楽しめたプログラムがあったら教えてください。
私は会長をやってて、全体を見ていなきゃならなかったので、あまりプログラム自体には参加できなかったんですけど、留学生と子どもたちがあそんでいたり、皆がおいしそうに料理をたべていたりで、会場はすごく良い雰囲気だったんです。それを見てるだけで、私自身も何ていうか、楽しめました。
■子どもたちと遊んでいる人たちは鬼ごっことかしてて、皆最後にはヘタレちゃってましたけど(笑)、千加さんは鬼ごっこにも参加してなかったんですか?
そうですね。鬼ごっこもちゃんと見守っていました。
■全体を統括していつ会長の仕事は色々と苦労も多いと思うんですけど、イベント企画の段階でどんなことが大変でしたか?
そうですね・・・。会長になってこんな大きなことをするのが初めてだったので、何をしたら良いのか、何もわからない状態からのスタートだったんです。だから先輩たちに相談しながら何とかやってきたんですけど。そんな中でも大変だったのは、たくさんある仕事をスタッフにどう振り分けるかって言うことと、実際自分がどのくらい関わっていけばいいのかって言う、その加減が難しかったです。ちゃんと仕事を振り分ければ私の負担は減ると思うんですけど、それがなかなかできなくて。(汗)だからいつの間にか頑張っちゃってるんですけど、そうすると他の人たちが全体の状況を読めなくなっちゃうみたいな。それが今回の反省ですかね。
■じゃあ、試食した料理!どれが一番おいしかったですか?
こう言っちゃ何なんやけど、団子汁かな(笑)寒かったって言うのもあるんだけど・・・。う~ん。
いや、団子汁美味しかったですよ。ホントこう言っちゃ何ですけど。
欧米の留学生 ヨハンさん乱入