イ 「なるほど。自分たちと同じ大分大学の先輩が行った就活を見る事ができる。話す内容にもすごく現実味がありますね。キャリアデザインというのも納得できる気がします。」
白 「実際、外部で行われている就活セミナーや勉強会などに行っても、勉強にはなりますがピンとこないんですよね。たぶん説明してくれたり、指導してくれている人のが、自分たちとは全然違う経歴の人だったり、就職活動をする上での理想形の話だったりをするからだと思います。そんな理想どおりにいくようなものでもないし、やっぱり自分と同じような人の話じゃないと現実味ないですもんね。」
イ 「そうですよね。僕もセミナーとか参加して、相手がすごければすごい人ほど、それはあなただから出来る話でしょとか思っちゃって、参考にならないことありました。」
白 「ですよね。結局、僕たちは大分大学卒業予定の学歴ですから、やっぱり一番参考になるのは自分と同じ大分大学卒業予定の先輩たちがどのようにして就職活動をしたかってことだと思います。」
イ 「それは誰もが思っていたことですよね。でも、こういったセミナーっていう形で大々的にはやっていなかったですよね。少なくとも、僕は今まで知りませんでした。」
白 「他の大学ではもう当たり前のようになっているのですが、こういう風に大学の先輩たちが後輩たちのために大々的にセミナーを開くというのは、大分大学では初めてではないでしょうか。」
イ 「セミナーの参加企業や内容などもすべて、学生さんが内容を決めて行っているんですよね。」
白 「そうです。参加していただく企業さんにアポをとる所から始めましたし、第一回目の事前セミナーはもう終わったのですが、自分たちでプレゼンのための配布資料やスライドなどもすべて作りました。」
イ 「アポ取りからスタートで、事前セミナーの内容も考えて、実際に行うとなると、かなり大変そうですね。」
白 「めちゃくちゃ大変でした。まだすべて終わった訳ではないので、今も次の準備に追われています。でも、すごく勉強になります。来年からはこういったさまざまな企業さんとお付き合いするようになりますし、社会人になるためのよい勉強にもなっています。」
イ 「後輩たちの就活支援だけでなく、自分たちの成長にも繋がるってことですか。」
白 「それに、セミナーが終わった時『すごく参考になりました』『次回も参加します』って声を聞くとやってよかったなって思えます。」