師も走る12月、皆さん忙しい毎日を送っていることだろう。
ご存知の方も多いかと思われるが、12月3日から憩いの広場においてイルミネーションが点灯している。
普段は足早に通り過ぎてしまうが、暖かな光を見ていると物事を急いてしまう自分を妙に落ち着かせてくれる。
大学初となるイルミネーションにはどういった秘密があるのだろうか?
施設企画課課長の小川賀津夫さんにお話を伺った。
是非イルミネーションを見るときのように、暖かい飲み物でも用意して、ご一読頂きたい。
〔始〕
■まずはじめに、施設企画課ではどのようなことをやってらっしゃるんでしょうか?
医学部を含めた大分大学すべての施設の維持・管理をやっています。
■医学部もですか?
そうですね、医学部には財務部の下に施設管理課という、業務内容は施設企画課とほぼ同じものがあって、二課合わせればそういうことになるんですよ。大学施設(建物・設備)全体の維持・管理等の業務をやっています。他は施設に関する予算要求※をしたりしていますね。そして予算が来れば設計して、工事して……設計はアウトソースしたり、施設企画課の方でしたりしていますね。設計が出来ればお金がどれくらい掛かるか積算?して入札に掛けるわけです。それに加え工事の発注業務、発注した工事の現場管理、現場監督も施設企画課でやっていますね。
■結構色々な仕事があるんですね
そうですね、今教育福祉学部棟と経済学部の校舎改修工事をやっていますが、あれは予算要求して、設計事務所を決めて、設計を発注して、工事の発注、現場管理、すべて施設企画課で行っているんですよ。
■イベント関係について、例えば11月にあった聡明祭では何かされていたんでしょうか
直接かかわっていたわけではないんですが…。そうですね、例えば「大きな電気が必要なんです」だとか「屋内イベントで電源はどこからとればいいですか」などの質問・相談には施設企画課には技術家がいますので、そこらへんで関わっていました。
■そうなんですか、全然存知あげませんでした。次に、施設企画課はどのような方がいらっしゃるんでしょうか?
現在、施設企画課には14名いるんですが、大きく分ければ事務担当の人と技術を担当する人がいます。事務は契約事務であったり、技術であれば建築、電気、機械の専門の方がいますね。そして主管管理もここ、施設企画課でやってますので…詳しく話すと長くなるんですが、どこの建物がどれだけあるだとか台帳上、資産上、管理している部署があります。あとは大学職員宿舎の管理、別府にも宿泊施設があるんですが、そこの貸し出し業務をやっている係もありますね。